私たちが掲げる理念
お茶づくり、人づくり

真茶園が大切にする理念をご紹介します。

経営理念

お茶づくり人づくり

やすらぎや感動を与える美味しいお茶を創ります
温故創新 故きを温め新しきを創り出します
感謝の心を持ち人のお役に立ち学び続けます

通常の中小企業では、資格取得とか技能練磨というと、経営者や限られた上司しか行っていないのが現状ではないでしょうか。また、昔から職人・商人、農家の世界でも、「職人に勉学など必要ない。さっさと体を動かして働け!」などの価値観が日本にはありました。この事から、大変に生意気のようですが、中小企業の人材育成が遅れているように思えてなりません。

しかし、私は「人は誰も成長したいと思っている」ことを信じています。だからこそ、社長である私の使命は「仕事を通して成長する場を与えること」だと思っています。それゆえに、我が社では、茶業タイトル、茶業資格を全従業員に奨励しています。

賞状

具体的にどのような社員教育を実施しているかというと、「日本茶インストラクター」「日本茶アドバイザー」取得です。これを取得すると、お茶教室を開ける資格が持てます。仮にお茶の講師としての場がなくても、お茶の「マスター」としてお客様にお茶の情報をお伝えできるようにもなれます。お茶というのは、飲物の中で最高の物です。その良さとか価値を伝導していくのが、私どもの使命です。本来なら社長である私が、手取り足取り教えていくべきことでしょうが、それもなかなかできないことですから、このような資格にチャレンジすることで、その機会としています。

もうひとつ、私共で力をいれているものは、当主松田が全国一に輝いた「茶審査技術競技大会」(闘茶会)への参加です。「美味しいお茶つくり」をする最も大切なポイントは、「良い仕入れ」をすることです。全国的に著名な帝国ホテルのコック長であった方の有名な言葉「美味しい料理となるのは、 作る腕も無論肝心だが、まず素材の仕入れが良くなければならない」お茶もこれと全く同じことが言えます。

ですから、「美味しいお茶を飲みたい」「でも、どこのどのお茶を選べばいいの?」という全国のお茶ファンの方々に、「原料茶葉の仕入がしっかりとしていることが何より大切ですよ!」ということを茶匠として、しっかりと伝道していかねばなりません。その何よりの指標となるのが、私どもでこだわっている「茶審査技術」なのです。これは、男性の職人主体となります。

現場でお茶作りをするのは、男性の職人です。ということは、その職人たちも、ただ体を動かして働くだけでなく、茶審査にたけた技能がないと、本当の良いお茶つくりはできないことになります。そのようにして、真茶園では社長だけでなく、職人たちも茶審査技術に励み、お茶づくりの練磨を絶えず実践しています。それは、美味しいお茶づくりのためです。

  賞状

まとめると、従業員の日本茶インストラクター、アドバイザーの取得率と茶審査技術での実績の双方を持ち合わせているお茶屋が真茶園です。

お茶づくりに真剣で熱い真茶園です